/sbin/service と /etc/init.d/

指定されたLinuxデーモン(サービス)の起動や停止,ステータスの確認を実行する。実際はシェル・スクリプトであり,/sbin/serviceをテキスト・エディタなどで開くとスクリプトの中身を確認できる。また,serviceコマンドの中では,/etc/init.d(/etc/rc.d/init.d)にあるサービス・スクリプトを実行しているだけである。そのため,/etc/init.d以下のスクリプトを直接実行してもserviceコマンドと同じ作業ができるが,全サービスのステータスを表示したりパスをいちいち入力する必要がないため,コマンドとして使ったほうが便利である。


デーモンの起動と終了

まとめ

  • serviceコマンドを用いると、実行ユーザの環境変数の設定状況に 影響を受けにくくなる。
  • OSによっては、環境変数の引き継ぎ方がmanの記述とは違う動きをする。
  • 直接スクリプトを実行すると、実行ユーザ毎に設定した環境変数によって動きが変わりかねないのでできるだけ避ける。